初代マリオパーティの異質なミニゲームについて

マリオパーティとは?

伝説のゲーム『マリオパーティシリーズ』は、今から25年も前になる1998年にニンテンドー64用のパーティーゲームとして産声をあげました。

このゲームは老若男女誰もが知っている「マリオシリーズ」に登場する様々なキャラクターを用いて、みんなでバカ騒ぎすることのできる非常に愉快なパーティーゲームとなっています。

最大4人でプレイすることのできる本作は、双六に似たボードゲームシステムと、3分以内に決着が着くたくさんのミニゲームが肝!

ゲームで勝利するには、ミニゲームで稼いだ「コイン」を使って、ボードマップ上の交換所で「スター」をより多くゲットしなければいけません。

手に入れたスターの数で勝敗を決めるのが本作の特徴なのですが、その過程でプレイするミニゲームこそが最大の盛り上がりを演出してくれます。

ミニゲームは、プレイヤー4人が2対2に分かれたり、1対3になったり、バトルロイヤルにもなったりして、まさに昨日の友は今日の敵という言葉がふさわしい形式になっています。

ミニゲームが盛り上がりすぎて、爆笑を通り越して号泣してしまうかもしれません。またあまりに露骨なプレイをしているとケンカの種にもなってしまうかも?!

今回は初代マリオパーティでもある『マリオパーティ』から、特に盛り上がることのできるミニゲームをいくつかご紹介したいと思います!

必死になりすぎてコントローラースティック破壊?!喜怒哀楽が渦巻くミニゲームを紹介!

初代『マリオパーティ』は今や大人気シリーズとなったマリオパーティシリーズの1作品目にあたります。

初代ということもあるのか、ゲームバランスを模索している最中だったのか、作中のミニゲームは中々に尖っていて、バランスが崩壊しているものも珍しくありません。

ただしそれでも面白さは折り紙つき!

今回は、初代のマリオパーティでしか遊べないような異質なミニゲームをご紹介いたします!

おたからフィッシング (1対1対1対1ミニゲーム)

このゲームは各プレイヤーが海を流れるコインや宝箱を、釣り竿を使ってタイミングよく釣り上げるのが目的です。

勝敗は特に決せず、各プレイヤーは制限時間内に釣り上げた分のコインをそのまま獲得することができます。

コイン袋にはコインが5枚、宝箱にはコインが10枚入っており、要領よく釣り上げることができれば、50枚以上のコインを荒稼ぎすることが可能です。

一方で、タイミングがなかなかつかめないプレイヤーは1コインも得られないという事態も発生してしまうため、このミニゲームの得手不得手でコインの量に莫大な差がついてしまうこともあります。

また釣り竿のリールを巻き取るためには、「コントローラースティックをぐるぐる回す」といった動作が必要になります。

このゲームは制限時間が限られているため、できるだけ早くリールを巻き取り、何度もコインを釣り上げたいという一心から、

プレイヤーは、コントローラースティックに手のひらを押し付けて、すりつぶすように回しまくること、必至です。

そのため、この操作方法が災いして、ニンテンドー64のコントローラースティックが次々と使い物にならなくなりました。。。

コントローラースティック破壊ならまだいい方で、あまりに熱を込めてスティックを回してしまった結果、手のひらを痛めてしまうプレイヤーもいたのだとか。。。

他に類を見ない形式なので、当時プレイしていた人にとってはかなり鮮明な記憶として残るミニゲームだったと思います。

・クッパのきもち (1対3ミニゲーム)

『マリオパーティシリーズ』のミニゲームでは、プレイヤーがボードマップ上で止まったマスの色(青or赤)によってチーム分けが行なわれ、そのチーム分けに応じたミニゲームを遊ぶことになります。

4人のプレイヤーのうち、1人だけが青(もしくは赤)、残り3人が赤(もしくは青)のマスに止まった場合は、1対3のミニゲームが執り行われます。

その中でも1人側にとって極めて理不尽なのが「クッパのきもち」というミニゲーム。

1人側のプレイヤーはクッパの着ぐるみを着せられ、ピコピコハンマーを持った3人側から逃げ回ります。

3人側はハンマーでクッパに扮装したプレイヤーを叩いて、コインを奪い取ります。

1人側のプレイヤーは制限時間いっぱいまで逃げ回るしか手段がなく、奪われたコインは戻ってきません。

3人側はクッパに扮したプレイヤーを追い詰めて、すっからかんになるまで叩き続けることができます。3人側のペナルティは特にないため、一方的にクッパをいじめることが可能です。

このゲームバランスが物議を醸して、お茶の間でリアルファイトへと発展することもあったのだとか。。。

さすがに理不尽が過ぎたのか、初代以降このミニゲームが再録されることはなかったようですね。

にしても、クッパは毎回ボコボコにされて、コインまで奪われて。。。

可哀想にもほどがありますね。道徳の勉強だと思いましょう。

・クッパひゃくめんそう (1対1対1対1ミニゲーム)

こちらは4人が各々の技量で戦うバトルロイヤル形式のミニゲームです。

画面中央に表示されるクッパの変顔をお手本として、デフォルトの顔を引っ張りお手本通りに似せていくのが目的です。

100点満点で評価され、お手本に似ていれば高得点になり、最も高得点を出したプレイヤーが勝利となります。

お手本のクッパの変顔はかなり強烈で、人が真似しようと思ってもできないであろうものがほとんど。

それゆえみな爆笑しながらクッパの顔をいじくりまわし、上述の「クッパのきもち」とは異なり、和気あいあいムードになること間違いなしです。

コントローラースティックの絶妙な動かし具合によっては、100点満点をたたき出すことも可能です!

初代『マリオパーティ』の中でも有名なミニゲームの一つかもしれませんね。

以上、ほんの一部ですが、初代『マリオパーティ』でプレイすることができるミニゲームを解説いたしました!

まだまだ紹介したい面白いミニゲーム・癖が強いミニゲームはたくさんあります!

皆さんも原点に返って、実家の押し入れに眠っているニンテンドー64を引っ張り出してみて、友達とパーティーしてみるのはいかがでしょうか?!

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