超有名ゲームは超ギスギスゲー?!忖度なしのプレイでバトル。桃鉄最新作!
『桃太郎電鉄シリーズ』はコナミより発売された、日本を代表するボードゲームです。
プレイヤーは日本を開発する社長となって、全国津々浦々をすごろくの要領で駆け巡り、地域の名産品店や工業・農業物件を経営し総資産を競い合います。
最新作の『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番~』はこれまでの桃鉄シリーズから絵が一新され、開拓できる物件も大幅にアップ!
初めて桃鉄をプレイする人は、この作品をプレイしておけば間違いありません!
だがしかしポップな可愛らしい絵とは裏腹に、『桃鉄シリーズ』のゲーム性はあまりに残酷。。。
プレイヤー同士で総資産を競い合うことになるので、「お金を持っているヤツが勝ち。借金しているヤツは負け」という分かりやすい構図になります。
そしてお金を持っているプレイヤーはお金を失うように仕向けられ、借金しているプレイヤーはお金を持っているプレイヤーの足を引っ張るように行動しはじめるのです。。
時にはあまりにもむごい仕打ちがプレイヤー間で飛び交うこともあり、子ども同士なら大喧嘩、大人同士でもギスギスすることは不可避。。
大人同士で桃鉄をプレイしていると、段々と無言になってくるんですよね。。。とってもリアル。。。
今回は特に場の雰囲気が悪くなるようなカードをエピソード付きでご紹介します。コンピューター相手ならいいけれど、対人で以下の行為を連発するのはお勧めできません!笑
対人でやるのはお勧めできない?!凶悪カードの使用方法をご紹介!
『桃太郎電鉄』シリーズのゲーム目的は、端的に言えば他のプレイヤーよりいかに日本を牛耳るかということ。
大量の資金で日本各地の物件を購入し、年に一度の決算で物件から収益を得て、そのお金でまた物件を購入していく。。。という流れになります。
つまりは資金力が必要になるのですが、同じく重要なのが「カード」という存在。
「カード」は自らを有利にはたらかせたり、相手プレイヤーを邪魔したりできる存在です。
『桃鉄シリーズ』の醍醐味と言ってもいい「カード」ですが、この「カード」が波乱を呼ぶきっかけになります。
相手プレイヤーへの邪魔が鬼畜の所業ともいえるカードがあり、これらを使うとまず間違いなく喧嘩(もしくはギスギス)モードに突入してしまいます。
今回は以下に凶悪すぎるカードをエピソード付きでご紹介したいと思います!
牛歩カード
桃鉄では、すごろくと同じく自分のターンにサイコロを振って、日本各地に定められた目的地へ向かうことになります。
牛歩カードを使えば、なんとサイコロの目が「1」になってしまいます(カードも使用できなくて、一歩ずつしか進めなくなる)!
急いでいるのに、牛歩せざるを得ない状況にもっていけるので、攻撃された人はたまったもんじゃありません。
特に赤マス(お金が取られる)が多いエリアで使った際は、他のプレイヤーを発狂させることができます。笑
初めて「牛歩カード」を喰らった友人は、
「牛歩?別に大したことないでしょ」と余裕綽々で牛歩を受け入れていましたが、赤マス地獄に陥った際一歩ずつしか動けず、お金をむしり取られて怒り狂っていました。
それ以来「牛歩カード」を使うこと自体が牽制になる始末。。。牛歩カード恐るべし。。。
キングに!カード
桃太郎電鉄には「ビンボー神」というプレイヤーたちを邪魔する存在がいます。
ビンボー神は常に一人のプレイヤーの後ろをついて回り、あの手この手で嫌がらせをしてきます。
普段はおとなしくて、妨害行為もかわいいものなのですが、時たま禍々しくて巨大な「キングボンビー」に変身して、大金を掻っ攫っていったり、プレイヤーの持っているカードを全て捨てたりしてきます。
「キングに!カード」は時たま変身するキングボンビーに、強制的に変身させられるカードです。
このカードに至っては、誰かが入手した時点で場が凍り付きはじめます。笑
使おうものなら、確実にヘイトを溜めることになるでしょう。。。以下に実際に起きたエピソードをご紹介しましょう。
ある時、「キングに!カード」をAくんに対して使ったBくん。
Aくんは災害に匹敵するであろうキングボンビーの凶悪な攻撃を受けて、素寒貧になってしまいました。
大きく膨れ上がった借金。手元には何もないAくん。BくんはAくんの無様な姿を見てご満悦。
しかしAくんはふと「キングに!カード」を手に入れてしまうのです。もちろん復讐の矛先はBくん。
Bくんは同じくキングボンビーの洗礼を浴びて、Aくんより借金を背負ってしまったのでした。
この後、「キングに!カード」が手に入るたびに、AくんとBくんは足の引っ張り合いを続けたのでした。。。
誰も幸せにならないカードですね。。。戦争ってこうやって起こるんだなぁとしみじみ感じたシーンでした。
最果てカード
このカードはプレイヤー一人を選択し、目的地から遥か遠くの僻地にぶっ飛ばすことができるカードです。
北海道の札幌が目的地であれば沖縄の離島なんかに飛ばされますし、反対に沖縄の那覇が目的地であれば北海道の稚内に飛ばされたりします。
「キングに!カード」に比べたらまだまだかわいいものですが、目的地から大幅に離れてしまうというのはかなりの落胆モノ。
すごろくでいうところの「スタートに戻る」のような感覚に陥ってしまいます。
こちらもエピソードをご紹介。
Cくんはボンビー神を引き連れて、目的地である小樽(北海道の北西部)へと向かっていました。
このままCくんがゴールすれば、次にボンビーが憑くのはDくん(誰かが目的地に着いた時点で、目的地に一番遠い人に改めてボンビー神が憑く仕様)。
Dくんはボンビー神の憑依を避けるために、Cくんに「最果てカード」を使用!
Cくんはあれよあれよと沖縄の石垣島まで飛ばされてしまいました。
絶望するCくん。ほくそ笑むDくん。
場面は進み、今度はDくんが小樽に近づいていきます。このままゴールするのか??と思いきや、島流しに遭ったCくんが黙って見ているはずがありませんでした。
同じくDくんに対して「最果てカード」を使用!!
DくんはCくんと同じく沖縄の石垣島にぶっ飛ばされる羽目になってしまいましたとさ。
この後別のプレイヤーが小樽に到着し、一番小樽から離れていたDくんにボンビー神が憑いたとか憑かなかったとか。。。
「最果てカード」恐るべし。
以上、一部ではありますが『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番~』の凶悪なカードとエピソードをご紹介しました!
これらのカードは用法用量を守ってお使いください。。。下手すると本当に喧嘩に発展してしまうので。。。
ちなみに今年の秋には桃太郎電鉄の最新作『桃太郎電鉄ワールド』が発売されます!!みなさんも素敵な桃鉄ライフを!
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